京都の整骨院院長ドロンパの思考錯誤

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本を読めば読むほど、ドラクエの武器屋の言葉を思い出す

こんにちは、とまってしまった時計に騙されてしまうドロンパ院長です。

 

みなさんドラクエはやったことありますか?私はどちらかというとファイナルファンタジー派(いや、むしろもっと言うとメガドライブファンタシースター)なのでドラクエは実際にちゃんとやったのは3~6です。

ドラクエをはじめると、最初のほうに必ずといっていいほど言われることがあります。

それは

 

 『武器や防具は持ってるだけじゃ意味がない。必ず装備するように』

 

今日はこの村人Aもしくは武器屋の主人の名言について、現実世界を考えたいと思う。

私はビジネス書をけっこう読む頻度が高いのですが、読んで得た内容は常に装備するように意識はしています。装備する価値のないものを購入してしまうことも多いですが。

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そもそも装備しない人が多い

成人すると、ほとんどの人は学校というものに行かなくなる。当然であるが、主たる時間を仕事につかうためだ。しかし新社会人というものは、ほとんど場合ドラクエと同じく『ひのきのぼう』『ぬののふく』のような2つぐらいしか装備していない状態で社会に放り出される。

だから本を読んだりネットで検索したり研修に参加したりしてスキルをどんどん取得していく。しかしあくまでもこういうスキルの取得は買うもの。実際に強くなっていくにはレベル上げが必要である。

 

ここで考えてみてほしい。

 

本を読んだり研修に参加したりして、果たしてどれほどその内容が自分のものになっているだろうか?

 

例えば「プレゼンテーションを上手く行なうコツ」みたいな本やセミナーがあったとして、本を読めば納得もするだろうしセミナーに参加すればその講師のプレゼンのうまさに気持ちよく時間が経過することだろう。そしてあらゆる手法やコツを学ぶことができるんだが、せっかく学んだ内容を実際に『やってみる』という段階までもっていく人は本当に少ない。

『やってみる』⇒『自分のモノにする』というのをしない限り、武器や防具は買ったが装備していない状態なのである。

 

使いこなせてない

ドラクエでも他のRPGでも大体そうだが、職業という概念がある。魔法使いとか戦士とか武道家とか。各職業で装備できる武器や防具の種類が決まっており、その属性に合わないものは装備すらできない。例えば魔法使いは基本魔法で戦うので、はがねのつるぎとかが装備できないようになってる。

しかしこれが現実世界であると装備できるのだ。ただ、パラメーターはやはりその職業ごとに合ったものでないと上がりにくくなっているように思う。

例えばwebデザイナーと宅配ドライバーという二つの職業の人がいるとする。

そしてどちらの人も『ジムへ通って筋肉をつけよう。そしてモテよう。』という欲求があるとする。

両者とも『ジムに通う』という商品を買うわけだ。そして装備をするのだが・・・

webデザイナー

そもそも日中体を動かすことがほとんどない。体の代わりにキーボードを打つ指はやたらと動いてるので腱鞘炎まっしぐらだ。そして食生活もそんなに意識していない人が多いので、元々が怠け者気質の人が多い。

「ちょっとこの段ボール運ぶの手伝って!」と言われても、我先に!という人はほとんどいないだろう。ジムに入会したのは良いものの、どんどん足が遠のく。周りの同僚も運動とは無縁。ジムに行ってるという自分だけが異色に思えてくる・・・。

結果幽霊会員になって喜ぶのはジム側、ということになっている人は多い。

ドラクエで例えると僧侶がはがねのつるぎを装備したようなもんである。重くて振れない、本来の力を発揮できない。レベルアップしてくればちからも上がってくるので『攻撃力も強い僧侶』ができるかもしれないが、元々のちからがかなり低いのでそうなるまでにはかなりの時間(経験値稼ぎ)を要する。

宅配ドライバー

車に乗ってる時間も多いがどちらかというと荷物を運んでる時間のほうが多い職業だ。ネットショッピングをしたことがある人なら、大体想像できるだろう。こういう人たちの意識は前述のwebデザイナーと全く違う。ジムにも行くが、普段の仕事が自然に鍛える場になっている。足も使うし、手も使う、まさに日常が全身運動。なので配達の段ボールの持ち方を、あえて負荷のかかる持ち方にしてみたり、時間短縮も兼ねてマンションでは小走りにしてみたり。日中が筋トレなので、常にトレーニングへの意識は欠かさない。

更に配達先の何回も顔を合わせるような人からは「あれ?なんかたくましくなった?」などと言われるかもしれない。そうなれば更なるモチベーションアップだ。周りの同僚からしても、ジムに通ってるということは不思議でもなんでもない。むしろ「俺も行くわ!」のように仲間ができるかもしれない。

ドラクエで例えると戦士がはがねのつるぎを装備したようなもんである。鬼に金棒である。

 

武器は別の使い方もある

ドラクエにははじゃのつるぎ、という武器がある。前述のはがねのつるぎの倍を超える価格設定で、攻撃力ははがねのつるぎとそんなに変わらない。たかだか少しの攻撃力のために倍以上は払えない、というのが率直な意見だった。

だが!!この武器はとんでもない可能性を秘めているのである。

というのも「武器や防具は装備しないと意味がない」と散々言われてきたが、実はこのはじゃのつるぎにいたっては装備してもしなくても別の効果がある。

それはゲーム中にでてくる「ギラ」という魔法の効果である。細かいことは割愛するが、単体にしか攻撃できなく、魔法が使えない戦士がこれを『道具』として使うと、なんと複数の敵に攻撃できるのである。しかもダメージはほぼ固定。敵が防御力なんてそれほど関係ないのである。しかしながら全く効かない敵も存在する。それは敵次第なので『使ってみなければわからない』というやつである。

これを現実世界に置き換えると、前述のプレゼンセミナーに出席し色んな手法を学んだものの、それを現実のプレゼンで試してみるということになる。やってみなくてはわからないのだから。

実は一昔前のコンサルタントは、こういう人が多かった。どこかで仕入れてきた情報やスキルをさも自分が体験したかのように堂々と語れるのである!つまり装備せずに使いまくっていたのだ。今ではこのタイプのコンサルタントはだいぶ厳しくなってきたが、まだまだ健在である。そして彼らは常に情報取得に余念がない。

 

どんどん強い武器がでてくる

これがクセモノである。ドラクエも物語が進むにつれて、どんどん便利で強い武器がでてくる。もちろん高額なものもあるが、意外と物語を進めていく途中のダンジョンの宝箱に入っていたり、敵が落したりと『買う』以外の選択肢のほうが主流になってきたりする。

これを現実世界で考えてみると、前述のプレゼンセミナーを装備できたとしてもどんどん新たなプレゼンテーションの技術本やセミナーがでてくる。せっかく装備したプレゼン技術ももはや古いものになってしまう。しかし手放さない人が多すぎるのだ。つまり装備を更新しないということである。なぜ手放さないのかというと、ドラクエであればこの武器は攻撃力が20上がるとかわかりやすく数値化されているのに対して、現実世界のスキルは数値化されていなく、正直自分の攻撃力は一体いくらあるのか?というのもわからない人がほとんどだからである。

もう店でもドラゴンキラーが売ってるような段階なのに、まだはじゃのつるぎで戦ってるようなもんである。その頃になればギラどころか、下手すりゃベギラゴンぐらい使える魔法使いがいたりする。そんな時にはじゃのつるぎを使われても、それで攻撃をされてもクソみたいなダメージしかだせない。

経験値はあがっているのだから早く装備を換えるべきである。ゲームでは簡単なことだが、これが現実世界となると本当に難しいことである。

 

一つの場所に何個も装備できるわけではない

ドラクエで言えば兜・鎧・盾・武器というのが基本の4つ。それに腕輪があったりなかったり。現実世界でもコアとなる能力はこれぐらいしかできないと思う。

私は個人的にこの4つというのを勝手に意識している。

つまり、整骨院という職業に言い換えるとこの世にはアホみたいに色んな手技(施術方法)がある。そしてその手技を習得するためのセミナーや本が、一生かけても学びきれないぐらいでているし、現在も新しい技術がどんどん開発されている。けっこうな確率で整骨院や整体の先生はこのセミナーに「参加すること」が目的になっている人が非常に多いように思う。学び続けるというのは素晴らしいことなのだが、やはり装備することを忘れているし、使ってみることすらしていない人も多い。別に整骨院業界の話だけじゃなくて、どこの業界にも言えると思う。結局自分に装備できるスキルの数は4つ程度が限界なんじゃないかな、と思う。

自分自身もビジネス書とか教養の本は、読んでて気持ちが良いし好きなジャンルなのだが、どうしてもそれを実行とか装備する段階になると「他にもっと強い武器があるんちゃうの?」と思ってしまう。いや、やってみないとわからんのやけどね。

 

迷った時は別世界で考えてみる

少し前までは情報が一握りの人間にしか公開されてないとか、そういう時代でした。ですが今は情報過多の時代。大量の情報の中から、いかに自分に必要な情報をピックアップできるかという能力の方が重要でしょう。できるだけ一次情報に近づかないと真理はわからないですからね。

もちろんこの時代でも超絶重要な情報は一握りの人がもっていることでしょう。例えば原油の残量とか。なくなるなくなるゆーてずーっとなくなってへんし。価格もそこまで高騰してないし。

一度人生につまづいたり、色んな事を考える時はドラクエの世界だったらどうなのか?ということを考えてみたらうまく整理できるかもしれません。

 

 

そういえば、あの経営コンサルタントもこう言っていました。

 

人生はファイナルファンタジー

大前研一

 

ってファイナルファンタジーかい!!