京都の整骨院院長ドロンパの思考錯誤

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自分の無知さ加減が嫌になった本、書評『五感の力でバリアをこえる』

こんにちは、ドロンパ院長です。

今日は久しぶりに書評を記事にします。最近読書は滞りがちでしたが、昨日の記事の図書館の締め切り効果により何とか読めた一冊です。

読んだ本はこちら。

 

先日図書館に本が届いたということでメールが入って、それを取りに行った時におすすめ図書のような形で置いてあった本です。なんのこっちゃわからんけどとりあえず借りてみました。いわゆるジャケ借りですね。中も少しだけ見ましたが読みやすそうな本だったので即決。

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期限である二週間放置してしまっていたのですが、このままやと一切読まずに返却となってしまいそうなので読みにかかりました。

内容は主に障がい者の話でした。その中でも特に視覚障害聴覚障害、また自閉症スペクトラムの中のアスペルガー症候群に関して言及が多かったです。

つまりバリアフリーというのは障害者だけへの対応をいうのではないのです。多数派のために製品や設備を作ると、少数派の人にとっては不便なことがあるので、少数派の人にも対応するために工夫することなのです。

恥ずかしながらバリアフリーって障がい者とかお年寄りとか、どう見ても社会的弱者の為のものと思ってました。色弱の方とか一見わかりませんもんね。

 

色弱は遺伝的なもので、ほぼ男性。視神経の錐体路s.m.lが機能してるかどうかで度合いが変わる。佐藤さんや鈴木さんよりも多い確率。

少し専門的。にしても佐藤さんとか鈴木さんより多いというのはビックリしました。佐藤さんも鈴木さんも今までの人生の中で何人も会ってきましたが、色弱の方は一人しかいませんでした。無知がゆえに気づかなかったのかもしれません。

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ユニバーサルデザインはすべての人が認識しやすいから優れている。
視覚障害者はタッチパネルを使えない。だからATMはテンキーもついてる。

視覚障害者がタッチパネルを使えないということは知らなかった。考えたら当たり前で物理ボタンじゃないとわからない。駅の券売機等はまだボタンのところも多いけど減っていきそう・・・。

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ユニバーサルデザイン言葉だけ知ってて何のことかわからなかった。単純にデザインがイケてるのかなーと。じゃなくてどんな人にでも使いやすいデザインということ。

例えばウォーリーを探せという絵本を知っていますか?ページ一杯にたくさんの人が描かれていて、ウォーリーがどこにいるのかを探す本です。わたしの場合、絵本を見た瞬間に全ての人の顔がいっぺんに入ってきてしまって何が何だか分からなくなってしまうんです。

これはアスペルガー症候群の人の特徴の一部だそうです。色んな感覚が過敏になってるような人で、人によっては聴覚が異常に敏感になってるとか。

 

アスペルガー症候群に共通する3つの障害
1、社会性の障害(他者との交流がスムーズにいかない)
2、コミュニケーションの障害(言葉の使い方がうまくいかない)
3、想像力の障害(目に見えないものを思い浮かべることが苦手だったり、特定のものだけにこだわりが強い)
言葉に遅れはなく、知的障害でもない

アスペルガー症候群って名前は聞くんですけど、何のことか調べようとも思わなかった。こう見ると障害と言われればそうなんやろうけど、その人の特徴と言えばそうですよね。ぶっちぎりに能力が高い人はアスペルガー症候群の可能性もあるとか。

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こういう本を読むといかに自分が無知だったのかを自覚させられます。世間ではダイバーシティ(誤解を恐れずに要約すると色んな人との共存が大事だという考え方)と声高に叫ばれていますが、まずこういう知識を教育現場等で教えるのも大事だと思います。

デザイン的なことではピクトグラムがかなりしっかり考えられたもので、どんな人にでも見やすくて意味のわかるものだということも知りました。

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たまには本のジャケ買い等で、自分の興味とは全然違う分野の本を読むのも大切だと思った出来事でした。