京都の整骨院院長ドロンパの思考錯誤

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骨盤のゆがみという単語に安易に反応していないか?【構造編:骨盤】

こんにちは、ドロンパ院長です。

以前、「隔週でカラダの事を記事にする」と宣言したので、今週はカラダのことです。

前回は肩まわりの記事を4回に分けて書きました。

 

kazumine50.hatenablog.com

 

今回は体幹、その中でも骨盤について書いていきます。

最近は全盛期に比べたら減りましたが、「骨盤矯正」とかいうのぼりなんかをよく整骨院や整体院で見かけますよね。あと産後の骨盤がどうのこうのというのも多い。

若いにーちゃんの先生みたいな人がでてきて、テキトーに触って「歪んでますね」なんて診断されて、ボキボキーっと鳴らされて「ハイ矯正完了。あと何回か通ってくださいね」なんていうのが大体の主流です。

丁寧なところであれば、before/afterの写真撮って比較してくれるところもあったりまします。

 

で、実際私の骨盤は歪んでるの??

 

 

気になるところですね。先に答えを言いましょう。

 

 

歪んでるのは間違いなし。

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右が正常、左が傾いて歪んでるような骨盤になります。正面から見てるので左が下がっているような状態ですね。なかなか良いイラストがなかった・・・。

人体とは本来左右対称であるべきなのですが、生活していく中で必ず左右どちらかの筋肉の優位性がでてきます。そりゃ利き腕とかがありますし、そもそも視力も左右同じ人なんていないですよね。それと同じです。年をとるにつれてこの筋肉の優位性が顕著になってきます。日々の生活の蓄積です。また骨盤は360°歪む可能性を秘めています。前傾や後傾もあります。

 

ただ、この歪みの度合いがどの程度なのかということが大事になります。歪んでいても何も症状がでない人もたくさんいますし、様々な症状がでている方もいます。

■肥満、ポッコリお腹、下半身太り(痩せにくい体)、生理痛・生理不順、子宮筋腫、卵巣の機能不全、不妊、肌荒れ、冷え性、むくみ、便秘、尿漏れ、頭痛、肩こり、腰痛膝痛、股関節痛、猫背、O脚、疲れやすくなる、内臓下垂、ホルモンバランスの乱れ、自律神経失調症、静脈瘤

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たくさん羅列しましたが、あくまでもこうなる可能性を秘めているということです。

下は骨盤の骨模型です。

f:id:kazumine50:20170703110015j:plain正面からみた模型

f:id:kazumine50:20170703110026j:plain背後からみた模型

 

なぜカラダの不調がでてくるのかと言うと、骨盤の中には様々な神経や血管やリンパ管が通っています。骨模型図でいうと黄色いヒモみたいなんがでてると思いますがそれが神経です。神経や血管はテレビの裏のコード類か、水道のホースをイメージしてもらえればわかるかもしれません。

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外で水を撒いたりするときに、ホースの出口を小さくすると勢いよく水がでますよね?あれが血管や神経を圧迫している状態のことです。ホース内には血液やリンパ液などの液体が滞留した状態になります。本来であればうまく流れているのですが、骨盤が歪んでいるということは正常な位置にないということなので、骨や筋肉に圧迫されていたりします。太っている人は脂肪で圧迫されている場合もあります。神経は圧迫されるとしびれます。正座の後がしびれたりしますよね。あれは一時的なものですが、ずーっとしびれているのは不快でしょうがないですよね。坐骨神経痛とかは太っている人に多かったりします。

血液というのは心臓からでて、各臓器や筋肉に栄養を送り込んでいますから、それが遮断されたり流れが悪くなると骨盤周りの良くない症状がでてきやすくなります。また、骨盤部分で滞留等があれば、その下流である下半身の流れも悪くなります。

人間のカラダは様々な物質が循環して日々生きていますから、まず流れが悪い状態というのを避けたほうが良いです。

また、下半身のむくみが気になる方は「もどりが悪い」という状態になります。血液なんかは心臓からでて、各器官で消費され、また心臓に戻るという循環系になります。どこか一カ所だけが流れが速かったりしたら大変ですよね。一定の速度で安定してまわっているのが一番理想の状態となります

リンパ管を流れるリンパの役割の一つは老廃物を運ぶということもあるので、ここの流れが悪くなると下半身がむくんだりします。特に両脚がむくむ方よりも、どちらか一方だけむくむ方は骨盤が歪んでおり、それがカラダに影響がでるほどの歪みの可能性も考えられます。

様々な病気の原因の一つかもしれないという可能性はあると思いますが、何でもかんでも骨盤矯正で治るのかと言うと、疑問を抱かざるにはいれません。

 

ということでここまで読んでいただいた方に骨盤の歪みのセルフチェックを一つ。

寝転がれるところであれば、一人で誰にでもできます。

  1. 何も考えずに、仰向け(上向き)に寝転がりましょう。
  2. 天井が見えていると思うので、視線を落としていき、足の先が見えるところまで視線を落とします。
  3. 足の開きを見る

さて、どうだったでしょう?

  • 足の開きが均等でない(どちらかの足のほうがよく開いている等)
  • 足の開きの角度が大きい→開きすぎ
  • 足の開きの角度が小さい→閉じすぎ

※かかとが成す正常な角度は80~90°ぐらいが目安です。

上記3つのどれかに当てはまり、下半身や骨盤まわりの不調が感じられるようであれば、骨盤矯正をしてもらうと、症状が改善するかと思います。

それでは次回は骨盤まわりの病気等について書いていきたいと思います。